理想的な横顔について〜ヒアルロン酸とボトックスでEライン、Cカール、人中短縮効果〜
かなり久しぶりの投稿となります。院長の高橋です。
今回はタイトルの通りヒアルロン酸とボトックスを用いて行うEライン、Cカールの調整、人中短縮効果を得ることについてです。
まずEラインというと横から見た時に鼻先、アゴを結ぶラインになります。
日本人の場合はこのラインと唇がちょうど接するくらいが理想的と言われます。
次にCカールは鼻下から上唇にかけてC型の丸みがあることを差します。
このCカールがないと鼻の下の印象が長く見えたり、のっぺりしてみえたりします。
こちらのモニターさんは上唇、顎のヒアルロン酸、口周りのボトックスを行なっています。
ヒアルロン酸で唇と顎に立体感をもたせ、ボトックスで口周りの筋肉の緊張を緩和しています。
メリハリがつき、垢抜けたような印象になっていますね。
人中を短く見せる方法だと他にも人中短縮術という切開を行う手術がありますが、手術に抵抗がある方はヒアルロン酸やボトックスでもここまで印象を変化させることが可能です。
口周りのヒアルロン酸、ボトックスは比較的テクニックが必要な箇所になります。よろしければご相談ください^^
リスク等:内出血、違和感、血管塞栓、血流障害、感染など
ヒアルロン酸 税込88000円〜
ボトックス 税込8250円〜
眉下切開 症例写真解説
またまた久しぶりの投稿になってしまいました。
今回は眉下切開の解説です。一週間後、1ヶ月後、3ヶ月後と経過も載せていますので参考になればと思います。
まず、施術前です。目尻側のたるみが強く、いわゆる三角目状態です。
もともと二重の方でしたが瞼のボリュームが少ない事などからややくぼみ目気味です。
余剰皮膚により目尻側の眉毛挙上も起きています。
脂肪はむしろ多くなく、余剰な皮膚が強い、ROOFはほとんどないことなどから、脂肪除去等は行わずに単純な眉下切開を行う方針としました。
今回のモニターさんで一番気をつけたのは目頭側の皮膚はあまり切除しすぎないことでした。
あまり目頭側の皮膚を切除すると二重のラインがより浅くなってしまったり、くぼみ目の悪化に繋がります。
施術後1週間目の抜糸後です。特に左側で内出血が目立ちます。
右目のようにほとんど出ない場合もあれば、左目のようにやや目立つ場合もあります。
基本的に内出血は出ると考えてスケジュールを調整していただくほうがよいです。
内出血がでないと思っていて出てしまったら大変ですからね、、、
ワセリンを塗布していますので光の反射があります。
傷は赤みがある状態です。
腫れはこの時点ではそこまで目立っていないかと思います。
眉下切開は余分な皮膚をマイナスにする治療なので、腫れは比較的目立ちにくいです。
足し算の治療は比較的腫れは目立ちやすく、引き算の治療は腫れは比較的目立ちにくいですね。
施術後1ヶ月です。メイクありしかこのタイミングでは写真を頂かなかったので、傷が見えにくいですがこの時点ではやや茶色みがかっています。あらかた内出血も落ち着いています。
施術後3ヶ月メイクありです。
施術後3ヶ月メイクなしです。
この時点では傷の色も少しずつ白に変わってきています。
右目の目尻側のたるみは軽度残存していますが、ここを完全に無くそうとすると眉毛の外側まで切開線を広げる必要がでたり、部分的にひきつれが起きたりする可能性があり、この程度にとどめています。
改めて術前の写真をみると、目尻側のたるんで皮膚がかぶさってしまっていたのが解消されているのがわかります。眉毛挙上も改善していますね。
鼻整形(鼻尖形成+軟骨移動) 症例写真解説
またまた、久しぶりの投稿になりました。タイトルの通り鼻尖形成+軟骨移動(オープン法)のモニターさんの施術前、施術後1ヶ月の写真です。オープン法で行っているため、まだ鼻柱部分に赤みがありますが、この傷はこれからもっと目立ちにくくなっていきます。
鼻の施術は多岐に渡り、多くの方は鼻中隔延長や鼻尖形成、軟骨移植などを含め一通り行った方がよい結果になりますが、稀にこちらのモニターさんのように鼻先の丸みのみを調整することでバランスが整う方もいらっしゃいます。
あまり皮膚の厚みも強くないけれども、比較的鼻翼軟骨がドーム状に広がっている状態でした。横に広がっていた鼻翼軟骨を中央部分に寄せてあげることで、すっきりとした鼻先となりました。少し頭側の鼻翼軟骨を切除して鼻尖部分にもってくることで、鼻先より少し上の部分の凹んだ様な箇所から鼻先までのラインを整えています。
眉下切開症例解説
また久しぶりの投稿になりました。院長の高橋です。
眉下切開の症例解説です。以前、インスタグラムに投稿したものですが反響が大きかったのでこちらでも解説します。
まずわかりやすいのが、左目の二重の印象が変化していることです。もともとはっきりしたお目元をされていて、二重自体の幅もしっかりある方でした。
ただ、特に左目が二重の上にまぶたのたるみが被さっており、中央部分から目尻にかけて二重幅がかなり隠されてしまっていました。他にも特に目尻側で眉毛挙上も生じており、眉毛の外側を吊り上げるように目を開けています。この写真からでは左の瞼が強くたるんでいるのか、それとも左の二重幅が狭いのかは判断がしにくいですが、実は両方ともあり左の方が二重幅が狭く、たるみも強いという状況で、施術前の左右差が生じていました。本当に左右を揃えるのであれば左目の二重幅を広げる必要があるのですが、今回は相談の結果、眉下切開単体でバランスを揃えることにしました。
全ての施術に言えるかと思いますが、決まった正解というものはなく、施術後とのメリットデメリットを考慮して最終的には相談しながら方針を決めていくことが大切だと思っています。
どのメリットを重視して、どのデメリットを許容するのかということです。
施術は眉毛挙上の改善も事前に考慮してデザインを行い、左目の皮膚切除を右目の1.5倍以上行っています。眉下切開で二重の左右差を解消するのはなかなか難しいのですが、施術後には二重の見え方も整い、バランスの揃ったお目元になりました。
埋没法症例解説(くぼみ目治療)
投稿がかなり久しぶりになってしまいました。院長の高橋です^^。今回は二重術(埋没法)の症例解説になります。
こちらのモニターさんは、典型的なくぼみ目(sunken eyes)の状態でした。くぼみ目の原因はさまざまなものがあります。
代表的な原因を挙げると、眼瞼下垂、皮下脂肪および眼窩内脂肪のボリューム低下、皮膚のたるみ、二重ラインがないもしくは弱い、このあたりが主なものとなります。
治療に関しては原因やとれるダウンタイム、リスク、なりたい目元によって異なります。
こちらのモニターさんは①二重になりたい②あまり大きなダウンタイムやリスクはとらない。これらが希望として重要なものだったので、埋没法での施術を選択しました。
結果としてはまだ一週間なので完成ではありませんが、くぼんだ印象が改善し、お化粧映えするお目元になりました。埋没法単体で効果を出すためには、糸の縛りの強さや、挙筋能の評価、眉毛挙上の改善の可能性等々、様々な気をつける点があります。
次もなるべく間を空けずに投稿できるようにします^^;
小鼻縮小(鼻翼縮小) 症例解説
小鼻縮小術の施術直後(縫合糸あり)の写真です。
施術名自体は縮小とついていますが、ただ単に縮小すればよいというものではなく、形を整えることも非常に重要です。左右の対称性や、あとはかなり大事なのが鼻柱との位置関係です。
好みもありますが、基本的にこちらの施術後のように鼻柱が鼻翼よりも下方に位置していると綺麗に見えることが多いです。あとは目との位置関係もすごく大事です。
結構立体的なデザインが必要になるので、やること自体は比較的シンプルな施術ですが、きちんと結果をだすにはセンスが必要になります。
内側法や外側法、フラップ法などいろんな方法がありますが、こちらのモニターさんは内側法を選んでいます。
もともと傷が目立ちにくい箇所になりますが、黒い糸がついていてもこのくらいわかりにくいように工夫しています。
どの方法が良い適応になるかは、実際の状態や希望のデザインにもよりますので、診察次第となります^^
脂肪吸引(顔) 症例解説
またまた久しぶりの投稿になってしまいました。脂肪吸引の経過解説です。
脂肪吸引はダウンタイムは他の小顔治療に比べるとありますが、明確な効果が得られることがほとんどなので、きちんとリスクをご理解いただいて、なおかつダウンタイムの取れる方にはとてもよい施術です。いわゆるリバウンドも非常にしにくいです。
こちらはちょうど腫れや内出血の出方が標準的な経過のモニターさんです。
検索してもダウンタイム中の経過は多くでてこないので、参考になれば幸いです。
腫れ:おおよそ、3日前後〜1週間が腫れのピークになります。こちらのモニターさんも結構もっちりしていますね。2〜3週間程度で元と同じくらい(±0、腫れで+、脂肪を吸引したことで−)になってそこから3〜4ヶ月ほどかけて引き締まっていきます。
内出血:1週間目だとフェイスラインまわりに黄色っぽくなり、首回りに青紫色が少しあるくらいです。2週間前後になるとあまり目立たないくらいになります。
拘縮:二週間前後くらいから少し硬さがでてきて、このあたりからほぐすようなマッサージを行います。1ヶ月ほどすると部分的に硬さがあるかな、くらいになってきます。
写真は施術から1ヶ月後なので、これからもっとフェイスラインはすっきりしてきます。またインスタやこちらの投稿でも経過を載せていこうと思います^^
二重術 症例解説
最近、更新が滞っていました、、、
今回は二重術の解説です^^ 施術後1ヶ月のモニターさんです。
術前の評価としては、7年くらいの期間していたアイテープ等による余剰皮膚+(まぶたの皮膚の伸び)、それに伴う眉毛挙上+(伸びた皮膚が邪魔で前が見えないので前頭筋という眉毛を筋肉を補助的に使って目を開けている)、 挙筋能十分(目を開ける力は十分)、もうこ襞+(目頭部分のひだ)ご希望のデザインは自然なデザイン、でした。他にもいろいろありますが、大事なのはこの辺りです。
皮膚の量がやや多めなので、施術の際にはまつ毛が上向く様なデザインを大切にシミュレーションを行いました。眉毛挙上が改善することも加味してナチュラルなデザインになる様調整しました。本当に大事なのは様々な術前の評価、そしてそれを施術を受けられる方にもきちんと理解していただいてから(なるべくわかりやすくお伝えします)施術を受けるかどうかを決めていただくことです。
あとはそのデザインを忠実に再現するように、糸の掛け方、縛り具合の調整を確認しながらきちんと施術を行うだけです。
1ヶ月経っているのでほとんどデザイン完成です。ただ、少し皮膚の多い方は多少馴染むのに時間がかかることもあるので、もう少しまぶたの上(特に目尻側)はすっきりしてくると思います。
こちらの二重術ページにインスタグラムへのリンクもありますので、よろしければご覧ください。
眉下切開症例解説
施術前:まぶたのたるみによりもともとの二重が覆い隠されています。おでこに力を入れて眉毛を吊り上げることによって、その皮膚が覆いかぶさってしまい前が見えにくくなってしまう(たるみが黒目にかぶさる)のを無意識に防いでいるのですが、それでも足りずに二重の幅が狭く見えています。
そこで、まぶたのたるみを取り除く傷が目立たない方法として眉下切開をご提案しました。
施術後:目と眉毛の距離にまずは注目です。だいぶ縮まっているのがわかると思います。眉毛を上げなくてもよくなっています。 また、二重幅もナチュラルに広がっています。傷は眉の下のラインに沿ってできるので、お化粧でカバーしやすい位置になります。むしろ眉毛を描くのが楽になったという方が多いくらいです。
口唇縮小術について
下唇のみ施術をしています。口唇縮小の症例写真です。施術から1ヶ月後になります。
まだむくみがありますので、もう少々ボリュームダウンします。内出血もまだ少し残っています。下唇が前方に突出していて、ボリュームがあることを気にされていました。上下の唇のバランスを考えて細かな調整をしました。前方への突出、ボリューム感の減少がみてとれます。治りが良い部分なので、傷も目立ちにくい施術です。
ダウンタイム、料金の説明はこちらのページにもあるのでよろしければご覧ください。
院長 高橋
フェイスライン〜顎下 脂肪吸引+バッカルファット摘出 症例解説
20代女性 施術後3ヶ月目です。
フェイスライン〜顎下にかけての脂肪吸引+バッカルファット摘出を行いました。こちらのモニターさんは珍しくバッカルファットが比較的多く見られたので、摘出を行っています。以前にもどこかで書きましたが、バッカルファットの摘出を希望される方の10人に8〜9人は同施術は必要ないことが多いです。基本的に本当にバッカルファットの摘出が必要かどうかは、診察の際に口に手を入れさせていただいて確認しないとわからないですし、必要な方には自分でも触ってもらいます。少しコツをお教えすれば自分でも触れます。
丸みを帯びたややぼやけたフェイスラインがすっきりしたのがわかるかと思います。すこしオトガイ筋というアゴの筋肉に力を入れる癖もあるので、アゴのボトックスをして筋肉の緊張をとってあげると顎先までより滑らかにみえてきます。(撮影当日にアゴボトックスを行っているので結果をまた掲載します。)
医師の技術が比較的現れやすい施術かと思います。適切に、バランスよく、細かく、繊細に施術を行うととても滑らかなラインが出来上がります。
いろんなレーザーや注射がありますが、正直ここまでの変化を出すのは難しいので、ある程度のダウンタイムが取れる方にはぜひおすすめの施術です。将来的にたるみにくくもなりますし^^
近いうちに横側からの写真も掲載します。